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弁天稚児募集
岩屋寺の弁天稚児行列
慶長5年(1600)、九鬼大隅守の一軍が岩屋寺を襲撃し、寺宝を奪い本堂に火を放ちました。火は強い西風に煽られ本堂が今にも紅蓮の炎に包まれようとしたその時、突如として白馬に乗った一人の天女が現れ、弁天井で一杯の水を柄杓に汲み、本堂の棟めがけて水を投げ打つと天女は忽然と姿を消し、本堂の炎はみるみる鎮火していきました。
その様を見ていた九鬼軍は怖れ慄き退散しました。九鬼軍が立ち去った後、お祀りされている弁財天の足に泥が付いている事を村人が見つけ、表れた天女が弁天様だったのだと分かり、霊験高い弁天様を更に深く信仰する様になったと伝わっています。現在もその弁天様は岩屋寺 本坊弁天の間にお祀りされています。
弁天稚児行列は、岩屋寺を救った弁天様のご加護を稚児の皆様に届くよう、また芸事の神様である弁天様にお参りする事で、習い事が上手くなるよう願いを込めて行われます。
女の子の衣装には弁天様をイメージした羽衣が付属します。
男の子は烏帽子姿で、男の子、女の子共に、岩屋寺の弁天伝説にをイメージした柄杓を持って行列します。
古来より子供の持つ御霊はかけがえのない尊い物だとされております。
その御霊を神仏に奉納する事によって神仏の守護を受けられるとされています。
開催日:令和6年11月2日(土)
※雨天決行
受付時間 AM 9:00
行列開始 AM11:00
募集人数
役稚児 6名程度
志納金 11,000円
※役稚児は弁天の間にて特別祈祷
※授与品付
一般稚児 100名
志納金 8,000円
※授与品付
※草履のレンタルはありません(運動靴で大丈夫です)
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